千田琢哉の166冊目『自分の名刺で勝負する方法を教えよう』

1番危険な人は、無能で熱い人

また冒頭から衝撃的な言葉が飛び出してきた。でもたしかに。

あなたの周りにも何人かいるだろう。自分よりもはるかに年上で無能な人。でもやる気だけはある。無能なくせにあれこれ口を出して、動き回って周りに迷惑をかける。

成功するためには、どんな人と関わらないように決めることが重要だといいます。

いかに無能で熱い人と絶縁できるかどうかが人生を切り開く鍵だといいますが、では付き合うべき人とはどのような人か。

それは『有能で意欲のない人』である。

あなたの周りにも何人かいるだろう。いつも淡々としていおり、いつも冷静な人。なのに有能で継続的に成果を挙げている。

そういった人と関わりを増やすことが重要で、また自分もそのようになることが重要であるといいます。

著者 千田琢哉とは?

文筆家として”タブーへの挑戦で、次代を創る”を自らのコミッションとして、本を書かれています。

日系の損害保険会社、経営コンサルティング会社時代に3,300人のエグゼクティブ、それから10,000人以上ものビジネスパーソンと対話し、そこから得た事実と知恵を書籍に詰め込んでいます。

千田さんの言葉には だからこそ説得力があり、人生の予習、軌道修正にふさわしい本ばかりです。

自分の名刺で勝負する方法を教えよう

今回は、2021年1月5日初版の『自分の名刺で勝負する方法を教えよう』をご紹介します。

千田さんの166冊目を読みましたので、内容を要約していきます。

戦う場所を決めよ

千田さんはいいます。

ここが極めて重要だといいます。

営業が得意な人に事務作業をやらせても能力を発揮できないように、人には向き不向きがある。石の上にも三年という言葉を鵜呑みにしてはいけない。向いてないとわかったら むしろ3秒で降りなければいけない。

千田さんはコンサル時代、一流大企業の創始者や芸能人、オリンピック金メダリストなど、多くの成功者たちとの対談し、みんな口を揃えて言ったそうです、

『成功の決め手は才能である』と。

「私はずっと勉強もスポーツもトップだった」「私にはカリスマ性が生まれつきあった」「私は体が人一倍強かった」などなど。テレビなどでは決して語られることはありませんが、それが成功者の本音なようです。

努力は成功に直結しませんが、才能は成功に直結するという事実を まず認めなければなりません。インタビューでよくある「努力のおかげで成功できました」という言葉を決して信じないように。

自分の強みを理解し、勝てる土俵を見つけることが大事だと説いています。

自分の強みとは何か

千田さんはいいます。

ポイントは『自分が評価されたいと頑張っていること』とは異なるということ。

具体的には『周囲の半分未満の努力で、周囲と同レベル以上に到達できること』であるといいます。自分にとって、大して努力せずとも競技参加者の上位5%に入り込める分野を探すべきで、それを見つけられたらライバルたちに揉まれながら、才能を磨いていくのです。

また才能を輝かせていると 同僚や先輩からの嫉妬を買うでしょうが、心配は一切いらないといいます。なぜなら そもそも嫉妬の原因が『才能のある人を見ていると、自分の才能の無さを「これでもか!」と思い知らされ続けるから』とのことで まさにそのとおり。

嫉妬される側は 許してあげる立場にあり、嫉妬されることは幸せなことであると説いています。

自分の型を持て

千田さんはいいます。

自分の型を形成するには 3つのステップがあるといいます。

  1. 直接話せない遠くの成功者から学ぶ
  2. 直接話せる近くの成功者から学ぶ
  3. 森羅万象全てから学ぶ

1.
まずは口を利いてもらえないようなレベルの成功者から型を盗む。ビジネスの世界なら、1兆円企業を1代で築いた社長、作家の世界なら、ノーベル文学賞作家など。いまは書籍のみならずインターネットもあるから便利です。

2.
次のステップでは、直接話せる成功者(たいていは上司や先輩)から型を盗む。たとえば同じ会社で 圧倒的な成績を残している先輩社員を見つけたら、教えを乞いましょう。近くの成功者は、欠点が見える点が 逆に良いといいます。

3.
そして最後は、出会うすべての人から型を盗む。第3ステップまで到達し、すでに一流の型を会得しているわけですから、どんな人からでも学ぶことができると言います。ときには反面教師となる人もいますが、それはそれで学びになり、自分の型が正しいと再認識できます。

そして究極の型とは『嫌いな人との関わりを徹底的に排除することである』といいます。

メンタルコストという言葉が頻繁に登場します。これは たとえばお金持ちの社長が専属の運転手を雇うように、不快な思いをするリスクを徹底的に取り除く人を『メンタルコストが低い人』逆に嫌な職場で嫌な上司と嫌な仕事をしている人を『メンタルコストが高い人』と呼びます。

メンタルコストをゼロの状態、つまり嫌な仕事、嫌な人とは一切関わらない状態こそが真の成功だと説いています。

自己演出力をつけよ

千田さんはいいます。

たしかにアニメや映画のみならず、芸能人や大統領など “カリスマに生まれてくるために名付けられたような” かっこいい名前ばかりです。これは商品名にもあてはまります。

もし必要であれば、改名したりペンネームを使うのもいいだろう、といいます。

また『謙虚になりなさい』は『成長しなくていいから 私の支配下にずっといなさい』の意とのこと。成功するとそう言われ、さらに成功し続けると、称賛が批判に変わるタイミングがある。しかしそれこそがカリスマの仲間入りだといいます。

身近に人の批判を断じて恐れてはならないと説いています。

成功に偶然はない

千田さんはいいます。

なぜかというと、準備不足で実力が伴ってないうちにチャンスをキャッチしてしまったから。本当の成功は塁に出続けることであり、一発大きなホームランを放つことではないといいます。

成功には自分より格上の人間からの依怙贔屓えこひいきが不可欠で、千田さんが出逢ってきた成功者はみんな口を揃えて言ったそうです。見返りを一切求めず、自分を上に引っ張り上げてくれる人、その出逢いが成功の原因だと。

同じチャンスは二度と訪れない。現実は厳しいものだと受け入れて成功の扉をこじ開けることが重要だと説いています。

まとめ

「自分の名刺」で勝負するためには、、

  • はじめに、自分の土俵を考える
  • 嫉妬されることは幸せだと知る
  • 自分”ならでは”の型を創る
  • 『謙虚になりなさい』という人から避難する
  • 迷ったら自分の遺伝子に聞く
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