ナチュラルビーフの定義とは?そもそも美味しいの?徹底解説します!

  • 2022年1月1日
  • 2022年2月13日

ども!MUTENKAにいさんです。

焼き肉って美味しいですよね。お寿司と並んで 「贅沢な外食ランキング」の3本の指には入るのではないでしょうか。

しかしながら、“安ければいい” “美味しければいい” といった基準で焼き肉を食べていると、いずれ体を壊していしまいます。世界には、自然な方法でこだわって育て上げられたナチュラルビーフという牛がいます。まだ知らない方はぜひ知っていただきたいです。

まいにちは無理でも、すべては無理でも、口に入れるものに少しだけこだわってみることは とても重要です。

ナチュラルビーフの魅力について、また他の肉はどうなのかを解説していきたいと思います。

ナチュラルビーフとは

ナチュラルビーフとは、“自然な方法で育てたれた牛”のことですが、具体的には以下のことが挙げられます。

  • グラスフェッド牛
  • 肉骨粉飼料不使用
  • 遺伝子組み換え飼料不使用
  • 肥育(成長)ホルモン不使用
  • 抗菌剤不使用
  • 抗生物質不使用
  • ワクチン不使用

ナチュラルビーフは、少ないですが一部のスーパーで取り扱いがあります。シールが貼られていますので、表記を見て選ぶようにしましょう。

その他の牛がダメな理由

逆に言うと、普通に売られているお肉は、これらの反対をやっていると言うことです。ちなみにグラスフェッドとは 草を食べて育った牛のことです。

草を食べずに育った牛や、肥育ホルモンと呼ばれる成長促進剤を打った牛は なぜダメなのでしょうか?

レンダリングプラント(肉骨粉)

レンダリングプラントとはあまり聞き慣れない言葉ですが、肉骨粉を製造する工場のことです。肉骨粉も聞き慣れませんね。日本ハムのホームページに説明がありました。

牛・豚・鶏処理の最終地点「レンダリング工場」。
「お肉」を生産する上で必ず必要となる事業です。処理工場で処理された牛・豚・鶏の食用とならない部位(以下 不可食部位)はレンダリングという処理が行われます。これらの不可食部位は適切な処理を行うことによって再び飼料や畑の肥料または燃料や工業原料となります。いわゆる「お肉のリサイクル」。処理される全てがグループ内で出来てはいませんが、ニッポンハムグループでは日本フードパッカーグループと日本ホワイトファームがこのレンダリング事業に取り組んでいます。

日本ハムHP http://www.nhg-seisan4.jp/cow/rendering.html

お肉のリサイクル
とてもエコな気がしますね。それから2002年にアメリカで発売された「まだ、肉を食べているのですか」という本があります。

肉を食べることに警告を鳴らしている大ヒット書籍ですが、レンダリングプラントに関してこう書かれています。

牛が屠殺されると、その重量の半分は食用にはならない。つまり腸や内容物、頭部、ひづめ、そして角などで、骨や血も「食べられない」。そこでこれらは、「レンダリング・プラント」(動物性脂肪精製工場)というところに運ばれる。そして巨大攪拌機(かくはんき)に投げ込まれる。レンダリング工場でミンチに刻まれ、高温蒸気で「調理」される。そして、軽い脂肪分が表面に浮いてくる。それらは化粧品や潤滑油、石鹸、ろうそく、そしてワックスの原料などに精製される。それ以外のより重いたんぱく質の原料などは、乾燥され、茶色の「肉骨粉」に加工される。その「肉骨粉」は家畜の飼料と同様に、ほとんどのペットフードの増量材として使用される。「牛」を「牛」に食わせていたとは夢にも思わなかった。

ハワード・E・ライマン&グレン・マーザー著「まだ、肉を食べているのですか」

すごいことが書いてありますね。牛はどうやら共食いをさせられてるようです。

牛は草食動物

よくよく考えたら、牛は草食動物です。本来草を食べる牛が レンダリング処理された肉をたべているのです。さらに告発は続きます。

ひどい病気に罹った動物や癌になった動物、腐りかけた死体などのすべてが攪拌機に投げ込まれる。農場で死んだ家畜以外にも、安楽死させたペットたちがレンダリング工場に運び込まれる。それらには動物管理局に捕獲されたノラ犬やノラ猫、そして車で撥ねられた死体も入っている。
牛たちは今もミンチになった馬や犬、猫、豚、鶏それに七面鳥などの死体を食べている。そしてその約4分の1は糞便である。牛の死体から選別された血液成分や糞便まで食べているのだ。
これらの糞便が、あなたの食べ物の「食べ物」であることをしっかり覚えておいてほしい。

ハワード・E・ライマン&グレン・マーザー著「まだ、肉を食べているのですか」

なんと糞便を混ぜたエサを食べているようです。「お肉のリサイクル」には大成功していますが、食べる気がなくなってしまいますね。せめて肉骨粉を食べていない牛をいただきたいものです。

グレインフェット牛

とうもろこしなどの穀物や 肉骨粉入りの飼料を食べて育った牛を、グレインフェッド牛と言います。

流通する大半の牛肉がこれにあたります。檻に閉じ込めて運動不足にし、太りやすいとうもろこしなどを与えます。すると早く大きくなり、霜降りになるのです。

霜降りって、貴重で高級感のあるようなイメージがありますが、実際は霜降りとは メタボ牛の脂肪の事なのです。

農薬含有率1位の食品

農薬が最も含まれている食品は、実はなんです。農薬たっぷりのとうもろこし飼料を食べて育つからです。さらに農薬に耐性を持つよう遺伝子組み換えされたとうもろこしだと、より強い農薬が使えるようになります。そんな飼料を与えられた牛には、非常に多くの農薬が残留してしまいます。

遺伝子組み換え飼料は、そのものが悪いと言うよりは “より多くの農薬が含まれていますよ” という意味で危険なのです。

肥育(成長)ホルモン剤

肥育ホルモンというものが、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどから運ばれてきた輸入牛には打たれている可能性があります。

早く育つため、早く出荷できるメリットがありますが、化学合成された肥育ホルモンは、食べた人間の体にも害があるとされています。

ですが、健康被害に関して具体的な結論は 今のところ出ていません。

日本では肥育ホルモンを投与された牛肉の輸入は認められていますが、農林水産省の発表によると 日本では牛への投与はされていないようです。

肥育ホルモンとは、牛や豚などの肥育促進を目的に使用される動物用医薬品等です。日本国内では、農林水産大臣による動物用医薬品としての承認はなく、また飼料添加物としても指定されていないため、使用されていません。

農林水産省HP https://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/siryo/hiiku.html

業者の利益のためだけに肥育ホルモン剤は使われていますので、少し値段が高くても無投与の牛肉を選ぶ方がよいかもしれせん。

抗生物質に抗菌剤

牛の病気を防ぐ目的で 抗生物質や抗菌剤を使いますが、使うとどんなことが起こるのでしょうか?

抗生物質に耐性を持った 強力な菌が発生する恐れがあります。

もちろん抗生物質の効果に打ち勝つ菌ですので、牛にいくら抗生物質を打っても、追加しても意味がありません。そんな病気にかかった牛をわたしたちは食べているのかもしれません。

抗菌剤も同じような理由で危険ですが、

不衛生な環境で飼育しているから、抗菌剤を使う

というのが現実です。牛の糞尿の清掃を怠ることで不衛生になり、菌が繁殖します。それを防ぐために抗菌剤を撒くのです。たんに掃除の手間を省くためなのです。

抗菌剤=菌が死ぬ薬剤

牛にとっても人間にとってもいいわけがありません。そんなものを吸い込み続けた牛を 私たちは食べているのです。

掃除は大変だと思いますが、抗菌剤を使わずに衛生面に気を遣ってくれている畜産家には感謝ですね。

ナチュラルビーフにしよう

とにかく出来る限りはナチュラルビーフを選択しましょう。関東を中心に展開しているOKストアでは、オーストラリア産のナチュラルビーフが売られています。その他、発見したときにはシェアしていこうと思います。

まとめ

牛は草じゃなくて、とうもろこしを食べさせられていた。そして とうもろこしだけじゃなくて、人間が食べられない肉の部位や糞尿をミンチにしたものを食べさせられていた。そんな牛をわたしたちは食べさせられている。

知らなかった人にとっては衝撃かもしれません。

焼肉屋さんなどでは、体に良い肉を食べることは難しいですが、せめて家で肉を食べる時は、ナチュラルビーフを選ぶ方がいいかもしれません。

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