
カレーに入れるタマネギって
どうするべきなんだろう?
細かく切った方がいいのか
バラ切りしておけばいいのか
全然わかんないよー!
と思っている方いませんか?正解はどちらでも大丈夫です! ただしカレーの仕上がりが変わってきます。
ポイントは3つです。カレーのタマネギは、
どう切るかで粘度が変わり
どれだけ炒めるかで粘度が変わり
時間をかければとろっとしたカレーが出来ます!
- 家で美味しいカレーが食べたい
- タマネギをどう切ればいいか知りたい
- タマネギをどれだけ炒めたらいいか知りたい

まいにちは無理でも すべては無理でも
口に入れるものには ちょっとだけこだわるべきだね
これを読めば、カレーにおけるタマネギの扱い方がマスター出来ます。
それではいきましょう!
タマネギの切り方
カレーのキーとなるタマネギですが、みじん切り または薄切りにします。

薄切りするにしても、繊維に沿って切る方法と、繊維を断ち切り垂直に切る方法と二通りあります。
みじん切りの方が、やはり手間がかかります。
どんな仕上がりにしたいのか
タマネギをどう切るかによってカレーの仕上がりは変わります。
みじん切りすると、とろっとしたカレー
薄切りすると、さらっとしたカレー
となります。どんなカレーを作りたいかによって使い分けましょう。
細かくみじん切りすればするほど、とろっとしたカレーが出来ると言えます。また薄切りの場合、繊維に沿って切る方が よりさらっとしたカレーに仕上がります。
弱火では炒めない
お好みの形に切り終わったら、いざ炒めていきます。

タマネギの水分を飛ばす作業になりますが、コツは中火~強火で炒めることです。弱火でじっくり時間をかけて炒める必要はありません。
焦げすぎはダメですが、香ばしさを出すために 多少焦げるくらいでも大丈夫です。
勇気を持って強めの火力で炒めましょう。
炒めるコツはあまり動かさないこと
焦げるのが心配でずっとかき混ぜてしまいがちですが、それだとタマネギに火がうまく通りません。
しばらく待って水分が出てきたら混ぜる、また待ってしばらくしたら混ぜる を繰り返します。
ただタマネギに色が付いてきたら、少し火を弱めるようにしましょう。
どれくらい飴色にするか
水分を飛ばすことによって、タマネギの辛味が飛び甘みが引き立つようになります。

15分くらい炒めるとこんな感じです。
相対的に甘みが強くなる現象をメイラード反応と言いますが、水分を飛ばせば飛ばすほど それが強くなります。
色が濃くなるほど、水分が飛んだ状態といえます。そしてどこまで炒めるかは、一流シェフによっても意見が分かれています。
どんな仕上がりにしたいのか
限界まで炒める人もいれば、軽く色づいてきたらやめてしまう人もいます。
こちらもカレーをどんな仕上がりにしたいかによります。
水分を限界まで飛ばせば、とろっとしたカレーになりますし、軽く色づく程度でやめれば、さらっとしたカレーになります。
メイラード反応とは、あくまで火を通すことで辛味が飛び、相対的に甘さが強くなる現象です。甘さが前に出てくるだけで、もともと甘みが存在していないわけではありません。
なので「炒めきらなくても甘さは出るから大丈夫」という考えのシェフもいます。

日本人の場合は
とろっとカレーが好きな人が多いよね

てことはみじん切りして
色が変わるまで炒める方がいいのかもね
みじん切りも長時間炒めるのも面倒ですが、そこを怠るとさらっとしたカレーになります。
とろっとしたカレーが好きだ という方は、ぜひみじん切りして、飴色になるまで水分を飛ばしてみましょう。
まとめ
ぜひ好みに合わせて、タマネギの切り方を調整しましょう。まとめです。

- みじん切りすると とろっとカレーになる
- 薄切りすると さらっとカレーになる
- 限界まで炒めると とろっとカレーになる
- 軽く炒めると さらっとカレーになる
- 手間をかけると とろっとカレーになる
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